余 yoteki 滴  (11月23日)

「主よ、あなたを呼び求めます」(詩28:1)

終末節黙想(2)

神は黙して、私に応えてくださらない。
神の沈黙は、絶望。
詩28篇の詩人は、神が沈黙なさるのならば、「わたしは墓に下る者」と同様だ、
とうたう。
神からの応えがない時、私は死者に過ぎない、と詩人は告白する。

神は、私に応えてくださる方か。
そして私は、
神の応えを、はっきりと聴いている、と言える者か。
私も、詩人とともに言う。否、私も「墓に下る者」に過ぎません、と。

私は、私の要求、私の願いばかりを神に祈る者。
神の御声を聴くために、只々、鎮まって、御前に沈黙しようとしない者。

私は、黙せない自分を見つめる。
そして、そのような私に、神は、祈るために膝をかがめることを許される。
その神の恵みの偉大さを思う。
そう、神は、私のために語られる。今も、静かに、御言葉の内に。