「神に信頼する人は慈しみに囲まれる」(詩32篇10節)
8月6日、「広島平和祈念日」のローズンゲンから。
詩編の詩人は、困難な時代に生きている。
詩人は、
「されば神をうやまう者は、汝にあうことを得べき間に汝に祈らん」と
うたう(「交読文」10詩32篇)。
時代の差し迫りの中で、詩人は、
「あなたを見いだしうる」(6節)「間」が縮まっていることを実感している。
だから、
この時代にあって、
悩みのただ中にあって、
祈ることを勧めてやまない。
そう、
詩32篇を残した詩人の時代も、今も、
私たちは祈ることの緊急さを
教えられている。
主にある平和を希求することの可及的速やかさを
教えられている。