「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」
(ルカ1:45)
マリアは、
受胎告知を受け入れた重い体をおして、叔母エリサベトを山里に尋ねる。
そして迎えたエリサベトがこのみ言葉を語る。
苦悩せざるを得ない生き方の中で、神のみをまっすぐみつめることの困難さを思う。
むしろ、
神などに頼らないで、他のものに一時的に待避している方が、よっぽど利口なのではないか、と。
でもマリアは、将来に、神の御旨の成就を確信する。
ただ信じ生きる時の、困難の中での幸いをマリアは示す。
そして彼女は、
虚心に神の前に立つ信仰を見つめる信仰の友、エリサベトと出会う。
伝統的な日課は、この聖句を8月15日に置く。
その重みを今年、ひしと感じる。