余滴(2009年2月1日)

「主よ,わたしたちにも祈りを教えてください」
(ルカによる福音書11章1節)

ある時,ペトロさんがイエスさまに,友達のためには何をしたらいいでしょうか,と尋ねました。ペトロさんは,きっとこんな風に考えていたのかもしれません。それは,「友達のために何をしたらいいですか」とイエスさまにお尋ねすると,イエスさまが,
泣いている友達と一緒に泣いてあげるといいよ,とか,
うれしそうにしている友達には,なにかいいことがあったの,と聞いてあげるといいよ,とか,
そういうイエスさまのお言葉を,思い描いていたのかも知れません。
でも,「友達のためには何をしたらいいでしょうか」というペトロさんの質問に,イエスさまは,こうお答えになりました。ちょっと難しいけれど,聖書に書いてある通りに言います。イエスさまは,こう教えられました。
「友のために自分の命を捨てること,これ以上に大きな愛はない」(ヨハネによる福音書15章13節)。
ペトロさんは,「えー,それは難しい」と思いました。だって,もっとイエスさまは,“こういう時にはこうしたらいいよ”,って教えてくださるものだと思っていましたから。「イエスさま,それって難しいと思うんですけれども」,ペトロさんはイエスさまに言いました。だって、“いのちを捨てる”なんてそんなことできませんし。
そうだね,ペトロ。その通りだ。でも,今日,この時間,外で遊ぼうとしているこの時間,自分で自由にできると思っているこの時間,自分のものだと思っているこの時間,この時間を,友達のために使ってみたら。そう,ペトロ。あなたがさっき思っていたように,悲しんでいる友達の隣りにいてあげること,一人ぼっちでいる友達と一緒にいてあげること,そういう風に自分の時間を使ってみたら。そしてその友達のために祈ってあげてみたら。
えー,でもお祈りと言われても,どうやって祈ったらしたらいいか,わかりません。
では,ひとつのお祈りを教えてあげる。
そうイエスさまはおっしゃって,お弟子さんたちに“主の祈り”を教えてくださいました。

天にまします我らの父よ,
ねがわくは み名を あがめさせたまえ。
み国を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく
地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を,今日も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を
我らがゆるすごとく,
我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず,
悪より救い出したまえ。
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり。アーメン。(1880年訳)

2月には“主の祈り”を覚えます。
もちろん,教会学校に通ってきているお友達はもう知っていると思います。私たちも,イエスさまから“主の祈り”を教わって,そしてお友達のために祈ってあげることのできる一人一人になりたいと思います。
(2009/01/28,幼稚園・会堂礼拝の説教から)

余滴(2008年1月18日)

「主における聖なる神殿」
( エフェソの信徒への手紙 2 : 21 )

今日( 1/17(土)),私たちはこの建物の棟上式を行おうとしています。今日まで,実に多くの方のお仕事が結集して,こういう形になりました。と同時に,私たちは,この仕事の内にキリストの恵みというものが働いている,ということを知るのです。
多くの時間を積み重ねて計画されて来た私たちの思いは,主の恵みを求めてのものでした。“ハコ”を作るということは,その“ハコ”に盛るべき精神というものを,はっきりと意識化しなければならない,ということです。では,キリスト者が住まう所には,どういう形で神の宮が顕されたらいいでしょうか。
聖句が掲げられる,祈りの部屋がある,ということでしょうか。もちろん,それらも大切です。しかし,それ以上に,この家が祈られて建てられた,ということが重要だと思うのです。
約3年にわたって私たちは,牧師館を持たない,という時間を過ごしてきました。これはとても意味のある時間であったと思うのです。
教会の歴史において言うのであれば,初代教会は旅する教会でした。使徒たちも,それに続く福音宣教者たちも,皆,旅をして福音を伝えて行きました。とどまり,祈り,そして再び旅立つ,それが福音宣教者の姿でした。今から150余年前,日本に来た宣教師たちも,旅する福音宣教者でした。もちろん,アメリカなどの海外から日本へという長い旅もありましたし,この日本の中でも,町から町へ,馬に乗り,船に乗り,福音を携えて行ったのです。
ここ伊勢原に福音を伝えたメソヂスト・プロテスタント教会(美普教会)の教役者,宣教師たちも,時に平塚から,東京から,わらじを履いて,馬車に乗ってキリストの恵みを伝えたのです。今年,私たちの教会は創立105周年を迎えます。今,私たちは100有余年前の伊勢原教会草創期の熱情を深く感じたいと思います。
多くの福音宣教者たちによって招かれ,御言葉の真理に聴いた古の,はじまりの時の,熱い思いに深く満たされたいと思います。105年目の始まりに,そのことを祈りましょう。そして福音宣教のために祈りましょう。そのために,ここに,牧師を迎え入れましょう。ここが神の宮であり,神のみが証しされる場所となるように祈り続けましょう。これからの全ての工程の安全と無事を祈りましょう。
やがて私たちの存在も歴史になります。だからこそ、100年前の福音宣教者と共に,正しい信仰をこの地に伝え続けていくために,今日,この時,心を新たにされていきたいと,私たちは願うのです。
(2009年1月17日,牧師館上棟式「奨励」から)

余滴(2008年1月4日)

あけましておめでとうございます
– 神の定めに従う生き方は喜び –
(詩119篇14節)
今年もよろしくお願いいたします。

昔,ファンダメンタルな会派が出している子ども向けのキリスト教説話集みたいな本が我が家にあって,私は時々それを読んでいた。
読む時というのは,たいてい,熱とか腹痛とかから始まって喘息をおこしてしまって,学校を休んでいる,というような午後だった。寒い季節
で,布団から手を出すのがいやで,本ごと掛け布団の中に入っていたりした。
その説話集の中に,お父さんが子どもたちに,「神さまがくださったものでみんなに公平にあるものは何か」と問う,という物語りがあった
( – ような気がするというべきか – )。子どもたちは,あれこれ答える( – お金だとか,食事だとか,勉強だとか – )。でもお父さんは,それらのどれにも「違う」,と言い,そして時計を見せる( – このシーンが,挿絵に描かれているのだが,その時計というのが,ベルが2つついた目覚まし時計だった。もっとも,というような気がするというべきか – )。そして,「24時間だ」と答える。誰に対しても等しく「一日は24時間だ」と答えるのだ。
子供心に,私はこの「平等主義」を,激しく嫌悪した。
その時にはうまく表現することができなかったけれども,「24時間」は同じでも,その内実には,歴然とした差がある,ということは,子供なりに感じていた。その時私が,布団の中で,天井に向かって語れたのは,“仮に「一日24時間が一緒」でも,その積み重ねである人生の長さは人それぞれなんじゃないの,だからこれはおかしいんじゃないかな”,という程度ではあった。
この世の価値で言えば,人生は平等ではない。才能も,体力も,環境も,皆,平等ではない。しかし,キリスト者として生きる,ということ
は,命の長さ,短さではない。ましてや,「24時間」の,( – バブル期の,「24時間働けますか」というC.M.が象徴していたような – )この世的な意味での充実を誇ること,でもない。「イエスは主である」と告白すると言うことは,キリストと共に歩むということに生活を賭して行く,ということ。このありのままの,私の,つまらないことで費やされていくこの「24時間」を,“主が用いてください”,と差し出して行く,ということ,なのだと思う。
翻って,私の「24時間」を思う時,私は,大いにあわてる。主に収穫していただくにふさわしい時間の過ごし方をしてこなかったと,つくづく思うから。それゆえ,「あなたの定めに従う道を喜びとしますように」(詩119:14)と詩篇の詩人が祈るのを聴く時,この2009年,主の道に歩み続けることのゆるされる毎日でありたいと,心から願うのである。

2013年度 礼拝予定・行事予定

このページでは今後の礼拝予定と行事予定を、紹介しています。
1. 2013年度 礼拝予定

3月30日(日)四旬節第4主日(ラエターレ)礼拝
聖書   ヨハネによる福音書9章 1-14節
説教   「晝(ひる)の間(うち)に」
讃美歌  16、51、241、297、84

3月23日(日)四旬節第3主日(オークリ)礼拝
聖書   ヨハネによる福音書 4章 5-26節
説教   「真(まこと)の礼拝者、霊(れい)と真(まこと)をもて父を拝する時」
讃美歌  16、404、432、472、84

3月16日(日)四旬節第2主日(レミニスツェレ)礼拝
聖書   ヨハネによる福音書3章 1-17節
説教   「モーセ荒野にて蛇を挙げしごとく」
讃美歌  16、296、433、436、84

3月9日(日)四旬節第1主日(インヴォカヴィット)礼拝
聖書   マタイによる福音書4章 1-11節
説教   「御霊によりて荒野に導かれ」
讃美歌  16、Ⅱ篇158、377、425、84 

3月2日(日)顕現後第8主日聖餐礼拝
聖書   マルコによる福音書4章 35-41節
説教   「夕(ゆうべ)になりて」 服部能幸牧師
讃美歌  13、528、440、353、72、83、86、19

2月23日(日)顕現後第7主日礼拝
聖書   マルコによる福音書2章 1-12節
説教   「屋根を穿ちあけて」 服部能幸牧師
讃美歌  13、257、225、163、19

2月16日(日)顕現後第6主日・創立記念日聖餐礼拝
聖書   マルコによる福音書4章 1-9節
説教   「良き地に落ちし種あり」 服部能幸牧師
讃美歌  13、352、434、Ⅰ篇327、77、83、86、19

2月9日(日)顕現後第5主日礼拝
聖書   マタイによる福音書5章 13-20節
説教   「燈火は家にある凡ての物を照らす」 服部能幸牧師
讃美歌  279、55、300、438、19

2月2日(日)被献日(主の奉献)聖餐礼拝
聖書   ルカによる福音書 2章 22-40節
説教   「わが目は、はや種の救を見たり」 新井美穂牧師
讃美歌  279、58、181、468、81、83、86、19

1月26日(日)顕現後第3主日礼拝
聖書   マタイによる福音書 4章 12-23節
説教   「ガリラヤ中を回って」 服部能幸牧師
讃美歌  279、173、288、460、89

1月19日(日)顕現後第2主日礼拝
聖書   ヨハネによる福音書 1章 29-41節
説教   「イエスは見つめて」 服部能幸牧師
讃美歌  279、330、383、392、89

1月12日(日)顕現後第1主日礼拝
聖書   マタイによる福音書 3章 13-17節
説教   「あなたが、わたしのところへ来られたのですか」 服部能幸牧師
讃美歌  279、358、277、174、89

1月5日(日)降誕後第2主日聖餐礼拝
聖書   マタイによる福音書 2章 1-12節
説教   「幼子は母マリアと共におられた」 服部能幸牧師
讃美歌  240、Ⅰ篇105、254、275、276、83、86、89

12月29日(日)降誕後第1主日(歳晩主日)礼拝
聖書   ヨハネによる福音書 1章 14-18節
説教   「恵みと真理はイエスキリストを通して」 服部能幸牧師
讃美歌  240、Ⅰ篇104、267、268、89

12月22日(日)待降節第4主日クリスマス聖餐礼拝
聖書   マタイによる福音書 1章 18-24節
説教   「栄光に輝く王」 新井美穂牧師
讃美歌  240、3、248、260、513、83、86、89

12月15日(日)待降節第3主日礼拝
聖書   ペトロの手紙(2) 3章 8-14節
説教   「主は忍耐しておられる」 服部能幸牧師
讃美歌  240、253、241、Ⅰ篇469、89

12月8日(日) 待降節第2主日礼拝
聖書   テモテへの手紙(2) 3章14- 4章8節
説教   「神の言葉と祈りによって」 服部能幸牧師
讃美歌  240、237、238、1篇531、89

12月1日(日)待降節第1主日聖餐礼拝
聖書   マルコによる福音書 13章 21-37節
説教   「わたしの言葉は決して滅びない」 服部能幸牧師
讃美歌  240、229、235、Ⅰ篇531、232、83、86、89 

11月24日(日)収穫感謝祭(終末主日)
聖書   使徒言行録 27章 21-26節
説教   「だれ一人として命を失う者はない」 服部能幸牧師
讃美歌  こ5(-)、こ10(-)、こ106(-)、こ108(421)、こ242(64)、こ25(24)

11月17日(日)終末前主日礼拝
聖書   詩 98編
説教   「新しき歌を謳(うた)え」 服部能幸牧師
讃美歌  20、287、363、579、91

11月10日(日)終末前々主日礼拝
聖書   詩 17編
説教  「わが霊魂(たましい)を救(すく)い給(たま)え」 服部能幸牧師
讃美歌 20、512、493、284、91

11月3日(日)召天者記念日(三位一体後第23主日)聖餐礼拝
聖書    イザヤ書 1章 10-20
      マタイによる福音書 13章 44-52
説教   「天国ーそれは網のようなものー」新井美穂牧師
讃美歌  20、125、379、516、78、83、86、91

10月27日(日)三位一体後第22主日
聖書   詩 19編
ルカによる福音書 18章 9-14
説教   「その言(ことば)は地の極(はて)にまで」 服部能幸牧師
讃美歌  20、485、535、562、91

10月20日(日)三位一体後第21主日
聖書   創世記 32章 4-9、23-31
     ルカによる福音書 18章 1-8a
説教   「夜明けまで神との格闘」  新井美穂牧師
讃美歌  20、155、457、539、91

10月13日(日)三位一体後第20主日
聖書   ルツ記 1章 7b-19a
     ルカによる福音書 17章 11-19
説教   「わが時はすべて汝の聖手にあり」  服部能幸牧師
讃美歌  20 149 453 Ⅰ-532 91 

10月6日(日)三位一体後第19主日
聖書   申命記 4章 1-8
     ルカによる福音書 17章 5-10
説教   「我が神の家にあ青き橄欖の樹」  服部能幸牧師
讃美歌  20 517 475 409 207 83 86 91

9月29日(日)三位一体後第18主日
聖書   アモス書 6章 1-7
説教   「望を己が神、主におくものは福ひ」  服部能幸牧師
讃美歌  371 158 492 527 26

9月22日(日) 三位一体後第17主日
聖書   アモス書 8章 4-7
説教   「富の失する時」  服部能幸牧師
讃美歌   371 Ⅰ-249 383 499  26

9月15日(日) 三位一体後第16主日
聖書   出エジプト記 32章1,7-14節
説教   「限りない忍耐」  新井美穂牧師
讃美歌   371 200 459 542 26

9月8日(日) 三位一体後第15主日
聖書   ルカによる福音書 14章7-14節
説教   「主は義しき者の途を知り給ふ」  服部能幸牧師
讃美歌   371  113  519  570  26

9月1日(日) 三位一体後第14主日
聖書   ルカによる福音書 14章7-14節
説教   「直き者のために暗き中にも光あらわる」  服部能幸牧師
讃美歌   371  61  438  440  75 83 86 26

8月25日(日) 三位一体後第13主日
聖書   ルカによる福音書 12章22-34節
説教   「生かされる命を」  浜田望
讃美歌   371  493  419  520  26

8月18日(日) 三位一体後第12主日
聖書   申命記 8章1-10節 ヨハネによる福音書 6章1-15節
説教   「まことの救い主」  小西淳
讃美歌   371  513  532  456  26

8月11日(日) 三位一体後第11主日
聖書   詩編 38篇10-23節
説教   「生かされる命を」  服部能幸牧師
讃美歌   371  493  419  520  26

8月4日(日) 三位一体後第10主日
聖書   詩編 95篇
説教   「深い地の底も御手の内」  新井美穂牧師
讃美歌   371  6  226  561  423  83  86 26

7月28日(日) 三位一体後第9主日
聖書   ルカによる福音書 11章1,8-13節
説教   「魂に力」  新井美穂牧師
讃美歌   371  55  165  418  26

7月21日(日) 三位一体後第8主日
聖書   ルカによる福音書 10章38-42節(新約聖書 127ページ)
説教   「汝の帷幄のうちに宿らんものは誰ぞ」  服部能幸牧師
讃美歌   371  390  353  281  26

7月14日(日) 三位一体後第7主日
聖書   詩篇 119篇 1-8節 (旧約聖書 958ページ)
説教   「心を尽くして主を尋求(たずねもと)むるものは福(さいわ)ひ」  服部能幸牧師
讃美歌   351  562  339  257  29

7月7日(日) 三位一体後第6主日
聖書   ルカによる福音書 10章 17-20節 (新約聖書 126ページ)
説教   「神をおそるる人よ みな来たりてきけ」  服部能幸牧師
讃美歌   351  362  481  524  467  83  86  29

6月30日(日) 三位一体後第5主日
聖書   詩16篇 (旧約聖書 845ページ)
説教   「汝の外(ほか)に、福祉(さいわい)はなし」  服部能幸牧師
讃美歌   351  328  411  504  29

6月23日(日) 三位一体後第4主日
聖書   詩63篇 (旧約聖書 895ページ)
説教   「喜びの唇をもて汝を讃めたたへん」  服部能幸牧師
讃美歌   351  271  441  511  29

6月16日(日) 三位一体後第3主日
聖書   詩32篇 (旧約聖書 862ページ)
説教   「救いの歌もて、我を囲みたまわん」  服部能幸牧師
讃美歌   351  357  446  535  29

6月9日(日) 三位一体後第2主日
聖書   マタイによる福音書 14章 28-33節 (新約聖書 28ページ)
説教   「右手を取って」  新井美穂牧師
讃美歌   こどもさんびか107  57  470  64  46

6月2日(日) 三位一体後第1主日
聖書   ルカによる福音書 9章 10-17節 (新約聖書 121ページ)
説教   「組にして座らせなさい」  服部能幸牧師
讃美歌   351  289  358  440  436  83  86  29

5月26日(日) 三位一体主日
聖書   エフェソの信徒への手紙 1章 13-14節 (新約聖書 352ページ)
説教   「御国を受け継ぐための保証」  服部能幸牧師
讃美歌   351  356  361  456  29

5月19日(日) 聖霊降臨祭
聖書   マタイによる福音書 12章 14-21節 (新約聖書 21ページ)
説教   「わが霊を注ぐ」  新井美穂牧師
讃美歌   327  54  345  417  419  83  86  27

5月12日(日) 復活後第6主日
聖書   ヨハネによる福音書 17章 20-26節 (新約聖書 203ページ)
説教   「世はあなたを知りません」  服部能幸牧師
讃美歌   327  513  474  405  27

5月5日(日) 復活後第5主日
聖書   ヨハネによる福音書 14章 23-29節 (新約聖書 197ページ)
説教   「心を騒がせるな」  服部能幸牧師
讃美歌   327  206  406  506  79  83  86  27

4月28日(日) 復活後第4主日
聖書   ヨハネによる福音書 14章 1-11節 (新約聖書 196ページ)
説教   「父を知る」  服部能幸牧師
讃美歌   327  351  481  511  27

4月21日(日) 復活後第3主日
聖書   ヨハネによる福音書 11章 17-27節 (新約聖書 189ページ)
説教   「もしここにいてくださいましたら」  服部能幸牧師
讃美歌   327  291  392  453  27

4月14日(日) 復活後第2主日
聖書   ヨハネによる福音書 21章 1-14節 (新約聖書 211ページ)
説教   「さあ、来て、朝の食事をしなさい」  服部能幸牧師
讃美歌   327  332  362  402  27

4月7日(日) 復活後第1主日
聖書   ヨハネによる福音書 20章 19-31節 (新約聖書 210ページ)
説教   「両手を広げ招かれる主」  新井美穂牧師
讃美歌   327  352  329  197  78  83  86  27

2. 2013年度 教会行事予定
 6月9日の主日礼拝は、「こどもの日・花の日」全体礼拝ですので、9時から始まります。
なお、10時15分からは小礼拝があります

教会での諸活動

教会内での各層の集い
青年会、婦人会、壮年会(毎月第4週)
若いファミリーの会(随時)

教会の活動を支える部会
総務、伝道、教育、社会 (隔月第3週)

教会誌「はこぶね」編集委員会

礼拝について

礼拝はどなたでも参加できます。讃美歌、聖書朗読、祈り、説教、献金、祝福の祈りなどが「週報(プログラム)」の順序にしたがって行われます。聖書、讃美歌、交読詩編をお持ちでない方は受付でお貸しいたします。

献金は、礼拝に参加し、神様の恵みを感謝して捧げる行為です。金額は全く自由です。

毎月第1日曜日とクリスマスやイースター等の礼拝では聖餐が行われます。これはキリストの十字架と復活の恵みのしるしであるパンとぶどう汁(杯)を分かちあう礼典です。まだ洗礼を受けておられない方はお取りにならないで、着席して語られる言葉を通して参加してください。

余滴(2008年1月11日)

「見失った一匹を見つけ出すまで」
(ルカによる福音書15:4)

今日( – 1/7,地区婦人研修会 – ),「顕現日の共同の祈り」で次のように祈った。「世界の王として来られた主よ,あなたのため,ヘロデによって殉教するおさなごは幸い。どうか主よ,今この時,なおも殺されるおさなご達を祝福の内においてください」,と。
クリスマスの記事には,「幼子殉教者(おさなごじゅんきょうしゃ)」という物語りを含んでいる。ヘロデは,「博士たちにだまされたと知って」(マタイ2:16),ベツレヘム周辺の「おさなご」たちを一人残らず殺す。「共同の祈り」では,そのこどもたちは幸い,と祈る。「殉教するおさなごは幸い」と。
今日も朝のニュースで,ガザをイスラエル軍が空爆している,ということが報道されていた。今日,ガザで,或いはこの世界で今この時,忘れられ,存在を数えられることもなく,殺されて行くすべてのこどもたちに向かって,私たちは,「殉教するおさなごは幸い」と祈る。それは,クリスマスに「おさなご」として来られ,十字架へと歩まれるキリストは,「おさなご」の一人をも見失うことのない方である,と私たちが信じる信仰の内の祈り。弱く,無力で,この世の「力」の論理から言えば数える必要などない,と見られてしまう「おさなご」である,この私をも,キリストは決して見失わない。キリストの前に,私は,必ず,覚えられている。
今日聴いた,ローズンゲンで与えられた福音は,「見失った羊を見つけ出すまで捜し回らないだろうか」(ルカ15:4)とのキリストの御言葉を示す。キリストは,必ず,この私をも見出すまで捜してくださる。だから,「世界の王として来られた主よ,平和を求めて,あなたの御手の内を歩む全ての民は幸い」とはっきり言い,祈ることができる。苦しみと悲しみが続く世界にあって,決して,私たちを「見失った」ままにはしておかれないキリストに従う,そのように生きることをこそ,私たちは願う。
(2009.1.7.地区婦人会研修会開会礼拝の奨励より)

*「顕現日の共同の祈り」(部分)
先唱者 世界の王として来られた主よ,あなたのため,ヘロデによって殉教するおさなごは幸い。どうか主よ,今この時,なおも殺されるおさなご達を祝福の内においてください。
一同  福音は,キリストの聖なる使徒たちや預言者たちに啓示されました。ハレルヤ。(エフェソの信徒への手紙3:5)
先唱者 世界の王として来られた主よ,平和を求めて,あなたの御手の内を歩む全ての民は幸い。
一同  栄光は父と子と聖霊に,はじめのように今も限りなく。アーメン。

教会学校のご案内

教会は神様の大きな家族
毎週日曜日になると、伊勢原教会の教会学校には、幼稚園から小学生、中高生合わせて30名ほどの子どもたちが集まってきます。一週間にこの日だけ、顔を合わせる仲間がいます。何をしに集まってくるかといえば、一緒に礼拝をするため。
集まるのは、子どもたちだけではありません。昔子どもだったおばあさんもおじいさんも、赤ちゃんも外国の人も集まってきます。みんな、神様に愛されている神様の子ども。神様の前にみんな姉妹・兄弟です。だから、教会に来る人は、みんな神様によって集められた一つの家族なのです。

教会学校はあるがままでいられる所
価値観の変化のめまぐるしい現代社会を生き抜く今の子どもたちにとって教会学校は、あるがままでいられる、居心地の良い場所であればと願っています。なぜならば、大好きな自分も自己嫌悪になるときの自分も、どんな自分でも、神様は、いつも「わたしの目にあなたは価高く、貴く、わたしはあなたを愛する。恐れるな、わたしはあなたと共にいる。」(イザヤ書43章4・5節)と呼びかけ、私たちを受け入れて下さっているからです。この神様の祝福と愛のメッセージを、礼拝をして、また、お友達や先生方との交わりの中で、一緒に受け取っていきたいと思います。

教会学校での中心は礼拝それから分級
礼拝では、聖書を通して神様の言葉を聴き、神様への感謝のしるしとして献金をささげ、讃美とお祈りをします。
分級では、学年に分かれ、聖書を詳しく学んだり、楽しい時間を持ちます。

礼拝の時間 1

 

集 合 8:50
礼 拝 9:00~9:30頃
分 級 9:30~10:00頃
場 所 幼稚科:あさがお組
小 学 科:幼稚園園舎2階ホール
中・高科,大人 :礼拝堂

  

  • 持ってくる物

聖書・こどもさんびか・筆記用具(幼稚科はいりません)・上履き
献金 (会費ではありません。神様への感謝の気持ちの一部を表すものです。
なお、ささげられた献金は、行事費や教材費など、子どもたちのために用います。)

  • 主な行事(予定)

4月   新年度礼拝(7日)  湘北地区生徒大会(29日)
5月   母の日礼拝(12日)ペンテコステ礼拝(19日)
6月   花の日こどもの日礼拝(9日) 父の日(16日)
7月   夏期学校
8月   中・高生夏の会
9月   振起日礼拝(1日)
10月  教育週間(20日~27日)
11月  野外礼拝・柿もぎ(10日) 収穫感謝礼拝(24日) バザー(30日)
12月  アドヴェント(12月1日~24日) 中・高生クリスマス会(8日)
     クリスマス聖誕劇祝会(22日)
1月   新年礼拝(5日)
2月   第4回ハンドベル発表会(23日)
3月   レント(3月5日~4月19日) お楽しみ会・進級式(30日)
◎お誕生会

集会案内

主日礼拝 日曜日午前10時15分
教会学校 日曜日午前8時50分
小礼拝 日曜日午前9時
聖書と祈りの会(ひる研) 水曜日午前11時
聖書と祈りの会(よる研) 水曜日午後7時30分
婦人会・壮年会・青年会 第4日曜日礼拝後
求道者会(休会) 毎月第3日曜日礼拝後
マルタの会 第4日曜日礼拝後

 

 

その他、地区家庭集会、特別伝道礼拝、創立記念礼拝、教会研修会などがあります。

教会内での各層の集い
青年会、婦人会、壮年会(毎月第4週)
若いファミリーの会(随時)

教会の活動を支える部会
総務、伝道、教育、社会 (隔月第3週)

教会誌「はこぶね」編集委員会

教会略史

1904(明治37)年 日本美普教会による伊勢原伝道開始
1925(大正14)年 会堂建設
1930(昭和  5)年 幼稚園設置
1941(昭和16)年 日本キリスト教団に合同
1953(昭和28)年 宗教法人化
1974(昭和49)年 湘南キリスト教墓苑に教会墓苑設置
1984(昭和59)年 幼稚園学校法人化
1986(昭和61)年 会堂改修工事
2003(平成15)年 会堂増改築
2004(平成16)年 創立100周年
2009(平成21)年 牧師館新築
2010(平成22)年 幼稚園創立80周年
2015(平成27)年 創立111年